2014年4月4日金曜日

ユメミルクスリ・あえか

ユメミルクスリ・あえかルートまで、全部終わり。(ネタバレあり















未遂で終わったこともあってCarnivalよりもだいぶマイルドな終わり方だ。
でもやっぱこういう風になる作品はあってもおかしくないよね。
俺はもういじめを題材にした作品とか飽き飽きだけど。元々特に好きではないし。
いじめてる方もいじめられてる方も、どちらにも感情移入したくないしこだわりも無いから胸のムカつきのやり場に困る。いじめてる側が因果応報を受けててもすっきりするというより渋い顔になってしまう。
悪い奴らはしねばいいけどねー。まぁシナリオ上の都合で悪者にされてしまってるキャラクターにそこまで憎悪は抱けませんよ。
ていうかホントにCarnivalハッピーエンドみたいなルートだな。あえかは。Carnivalとは家族との関係性が違いますなー。

しかし、声を気に入ってた声優さんが悪者で、しかもこんな殺し方(死んでなかった)されるだなんて、ちょっと流石にしょんぼりする。
Carnivalの渡会泉の演技すごい好きなのになぁ…。

結局ユメミルクスリはねこ子ルートが一番良かったかな。キャラ萌え要素が大きいけど。
弥津紀ルートの生へのぼんやりとした不安に対する解決策ってのも、割りかしいいなって思った。その方法は頭に無かった。あの展開好きでは無いけど。



ここの「駄目だなあ俺は。女の子ってものが、ぜんぜんわかってない」って文めっちゃ面白かった。
ここら辺のセンスはすごい好き。
ブラックジョーク。



エロゲって、面白い話はたくさんあるんだけど、文章には惹かれるものほとんど無いのが残念。エロゲやってると、小説読まなきゃなぁって思う。

あと題材かぶりが非常に激しい。あれもこれも似てるってなるとこのなんとも言えない気分になる。
別にどうこう言うアレは無いんだけども、単純に、飽きる。
学園物イコールいじめがほとんどか?エロゲ自体、浮いてる女の子多いしね。



そうそう、シリアスな物語に出て来る女の子じゃないと好きになれないってのは、なかなかいい着眼点だった。
考えてもみれば問題はそこなんだなぁと、うんうん。
のほほんと日常を過ごす女の子には切実さが足りないんだよ。申し訳程度に起こるハプニングは茶番だし。
それすらも起こらない作品なら、ようやく楽しめるかもしれない。それくらい何も起こらない空っぽなキャラ萌え作品ならやってみたい。
ていうか最初から最後までハッピーなだけの楽しい作品もやりたいと思ってるんよ、マジで。

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